歌や音楽、ドラマや映画が「楽しくない」と感じる時・・・。
こんにちは!ARK ACTORS ACADEMYの三原です。
皆さんは、音楽やお芝居を「楽しくない」と感じた事はありませんか?
私はあります。それはもう、たくさん!(汗) そういう時、私の場合は、世界が灰色っぽく、薄いモヤがかかっている感じですね。
「自分は音楽好きなのに・・・。」「演劇が好きでこの生活を送っているのに・・・。」「本当に音楽・演劇が好きなのかな?」などと考えてしまい、さらに自分が分からなくなってしまいます。
ネガティブスパイラルにハマってしまった時、どこかで思い出して欲しいのは、「その気持ち(楽しめない)は間違いではない。」と、いう事。
恋人だって、どんな理想の相手でもパーフェクトな人間は、なかなかいないもの。
良いところもあれば、悪いところもある。音楽や演劇も同じです。
自分にとって良い時もあれば悪い時もある。
私は「試練だぞ!」ってな感じで刃を向けて来て、吐血するくらい痛めつけられた思い出もあります(汗)。
「楽しくない」と感じる時だってあるのです。それは誰でも。
そんな時に、おすすめなのが「何もしない事」。
疲れている時や、栄養・睡眠が足りない時は、芸術は「楽しい」と感じにくくなります。
衣・食・住の生活が足りていて、睡眠も十分取れている時でないと、「楽しむ」事の難易度は上がります。
何もせずに休んで、自分の気持ちが上がってくるのを待つ。「何もやっていない自分=堕落している自分」と、考えなくて良いのです。
どちらにしても無理して続けたところで、停滞は変わらない事が多い。それならば、自分から止まって、一旦、体力を回復する。
人間には本能的な自己回復能力があります。それに任せてみましょう。
回復して気持ちが上がってくると人間は「暇だな。」と感じてくるので、そうすると、また自分の中で何かを始めます。
もし、自分が「音楽・演劇を好きなのか?」疑ってしまった時は、遠慮なく他の何かをやってみてください。
「いつも行かないところに出かけてみる。」「絵を描いてみる。」「動物に触れ合ってみる。」「いつも食べないものを食べてみる。」とか。
楽しめない時は、音楽・演劇を続けなくても大丈夫。
他の事で、自分の好きな事を見つけられたら、それはラッキーですし、本当に音楽・演劇が好きならば、必ず、戻ってきます。
それと、他人の評価を気にしない方が良いですね。
人間は成長過程で「評価される。」を潜在意識に強く植え付けられています。
それが歌う時、演じる時になかなか抜けない。
観客動員数やフォロワーの数、そして、その人たちの顔色を伺いながら「自分は良いのだろうか?」と、考えてしまいます。
幼少期の時を思い出してみてください。
鬼ごっこを楽しそうにやっている友達を見て「仲間に入りたいな・・・。」と、思った事はありませんか?
その時、友達は、自分の顔色を伺っていたでしょうか?
むしろ全然気にしていない事の方が多かったと思います。それでも自分は「仲間に入りたい」と思ったのです。
ライブや演劇のお客さんや、フォロワーの方々はみんな同じです。他人が楽しそうな事をやっていると、人は仲間に入りたくなります。
だから、他人の評価を考えるよりも前に、自分が思いっきり楽しむ事。
発声は「出ない音域が出るようになった!綺麗な声が出るようになった!」などを感じられると、私はそれだけで楽しいです。
本当の自分は「楽しんでいる」のに、他人の評価を気にしすぎて「楽しくない」と、感じている人も多い気がします。
さて、長くなりましたのでまとめです!
歌や音楽、ドラマ・映画が「楽しくない」と、感じる時は・・・。
1:しっかり休んで体力回復!
2:音楽・お芝居以外の事をやってみる!
3:他人の評価を気にしない!
を気にしてみると良いと思います。
それらがいきなりできなくても大丈夫。
知識が入るだけでも、人間の「自動的」はしっかり反応してくれますよ。